『本物の無垢材』と『にわか無垢材』
こんにちは。こもだ建総の岡部です。
『無垢材の家』
最近は自然志向の方も多くなり、
多くの建築会社が手掛けるようになりました。
それはそれで、よいことですが、
困ったことに、
『にわか無垢材の家』
も増えてる気がします。
無垢材で家を建てることは、簡単なことではありません。
昔から、当たり前のように建てていれば、簡単なことですが・・・。
簡単な例で、料理に例えると、
味噌汁を作るとします。
①カップの味噌汁にお湯を入れて完成
簡単で手間も技術も掛かりません。
味は、外れは無いが、特別おいしいとは・・・
→これを『ハウスメーカー』の家づくりと置き換えましょう。
②だしは『ほんだし』などの顆粒を使う。
又は、『だし入り味噌』を使う。
具材は自分で切ってゆでる。
→これを『にわか無垢材の会社』の家づくりと置き換えましょう。
③だしは鰹節や鰯や昆布から取る。
具材は自分で切ってゆでる。
→これを『本物の無垢材の会社』のいえづくりと置き換えましょう。
②と③を比べると、③は材料費も、手間もかかります。
その分、味も良いですし、安心して食べられます。
慣れて人は、一番だし・二番だし、その後余っただしは、
きんぴらにしたり、ふりかけにしたり、無駄にしません。
普段から③のだしを取る料理を習慣にしている人は、
さほど苦労もなく、当たり前にだしを取ることができますが、
②を当たり前にしている人にとっては、失敗するかもしれませんし、
材料を入れ過ぎたり、選び間違えて、高くつくかもしれません。
家づくりも同じです。
普段から無垢材を扱っている会社であれば、
適材適所、材木の目利きをして加工して、
綺麗に仕上げることができますし、材料の無駄遣いもありません。
にわか無垢材の会社では、まず材木の調達から、
加工できる職人の確保、それを綺麗に施工できる職人であるか、
スタート時点で問われます。
ですので、失敗の無い、加工された素材を使うのです。
味噌汁でたとえると『ほんだし』を使うのです。
更に言うと、
『ハウスメーカー』や『にわか無垢材会社』の場合には、
料理のメニューやレシピに
『だしから取る味噌汁』
自体がありません。
ですので、お客様もそのことを知らないので、設計の提案もなく
お客様は当然、オーダーすることも出来ません。

こもだの家でくりは、
敷居や鴨居、窓の台や枠材、廻り縁や巾木、階段・・・
すべて、大工さんが材木の目利きをして、加工から始まり
現場で丁寧に仕上げることを、当たり前にやっています。
設計士も、この大工の腕を信じて、
お客様により良い提案をしていきます。
最初はこんなザラザラの材木から加工します。
材の色や、節の方向が記された材木です。


その材木が、家になった時にどのように見えるか、
どうすれば狂わないで長持ちするかを、一生懸命考えて
加工していき、最後は手鉋で仕上げていきます。

『本物の無垢材で造る』
ということは、
『本物の大工が造る』
と言う事が言えます。
これから『本物の無垢材の家』を検討の方は、
このことを念頭に検討していくと良いと思います。
『無垢材の家』
最近は自然志向の方も多くなり、
多くの建築会社が手掛けるようになりました。
それはそれで、よいことですが、
困ったことに、
『にわか無垢材の家』
も増えてる気がします。
無垢材で家を建てることは、簡単なことではありません。
昔から、当たり前のように建てていれば、簡単なことですが・・・。
簡単な例で、料理に例えると、
味噌汁を作るとします。
①カップの味噌汁にお湯を入れて完成
簡単で手間も技術も掛かりません。
味は、外れは無いが、特別おいしいとは・・・
→これを『ハウスメーカー』の家づくりと置き換えましょう。
②だしは『ほんだし』などの顆粒を使う。
又は、『だし入り味噌』を使う。
具材は自分で切ってゆでる。
→これを『にわか無垢材の会社』の家づくりと置き換えましょう。
③だしは鰹節や鰯や昆布から取る。
具材は自分で切ってゆでる。
→これを『本物の無垢材の会社』のいえづくりと置き換えましょう。
②と③を比べると、③は材料費も、手間もかかります。
その分、味も良いですし、安心して食べられます。
慣れて人は、一番だし・二番だし、その後余っただしは、
きんぴらにしたり、ふりかけにしたり、無駄にしません。
普段から③のだしを取る料理を習慣にしている人は、
さほど苦労もなく、当たり前にだしを取ることができますが、
②を当たり前にしている人にとっては、失敗するかもしれませんし、
材料を入れ過ぎたり、選び間違えて、高くつくかもしれません。
家づくりも同じです。
普段から無垢材を扱っている会社であれば、
適材適所、材木の目利きをして加工して、
綺麗に仕上げることができますし、材料の無駄遣いもありません。
にわか無垢材の会社では、まず材木の調達から、
加工できる職人の確保、それを綺麗に施工できる職人であるか、
スタート時点で問われます。
ですので、失敗の無い、加工された素材を使うのです。
味噌汁でたとえると『ほんだし』を使うのです。
更に言うと、
『ハウスメーカー』や『にわか無垢材会社』の場合には、
料理のメニューやレシピに
『だしから取る味噌汁』
自体がありません。
ですので、お客様もそのことを知らないので、設計の提案もなく
お客様は当然、オーダーすることも出来ません。

こもだの家でくりは、
敷居や鴨居、窓の台や枠材、廻り縁や巾木、階段・・・
すべて、大工さんが材木の目利きをして、加工から始まり
現場で丁寧に仕上げることを、当たり前にやっています。
設計士も、この大工の腕を信じて、
お客様により良い提案をしていきます。
最初はこんなザラザラの材木から加工します。
材の色や、節の方向が記された材木です。


その材木が、家になった時にどのように見えるか、
どうすれば狂わないで長持ちするかを、一生懸命考えて
加工していき、最後は手鉋で仕上げていきます。

『本物の無垢材で造る』
ということは、
『本物の大工が造る』
と言う事が言えます。
これから『本物の無垢材の家』を検討の方は、
このことを念頭に検討していくと良いと思います。
スポンサーサイト