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命がけの入浴

こんにちは。こもだ建総の岡部智之です。
一年を通して一番寒い時期になりました。
寒いと言えばやっぱりお風呂ですよね。
湯船につかると、『日本人でよかった!』と感じますよね。

しかし、日本の入浴は『命がけ』であることを、ご存知でしょうか? 
先月NHKのニュースでも取り上げられていました。
入浴中に突然、心肺停止の状態になった人は、
3年前の1年間に高齢者を中心に全国で1万人余りに
上ったことが専門家の調査で分かりました。
交通事故よりもリスクが高いのが入浴なんです。

 専門家は、多くのケースが入浴時に脱衣所と湯船の温度差で
血圧が急激に変化し、ショック状態になるいわゆる
「ヒートショック」が原因とみて、寒さが厳しいこの時期、
注意するよう呼びかけています。
heatshock1.jpg

 東京都健康長寿医療センター研究所の高橋龍太郎
医師のグループが全国の消防本部の協力を得て調べた
ところ、3年前の1年間で入浴中に心肺停止の状態となった
人は1万412人に上ったことが分かりました。
月別では、1月が最も多く18.3%、次いで12月が16.2%、
2月が13.1%と寒さの厳しい時期が多くなっています。 
年齢別では、70歳以上がおよそ85%を占めていました。
 すでに浴槽で死亡し搬送されなかったケースを含めて推計すると
、入浴中に亡くなった人は、全国で年間1万7000人に上るということです。
 原因の多くは、入浴時に脱衣所と湯船の温度差で血圧が急激に変化し、
ショック状態になるいわゆる「ヒートショック」とみられるということです。

高橋医師は「脱衣所に暖房器具を置くほか、浴室入る前にシャワーを出したり、
浴槽のふたを開けたりして室温を暖かくする必要がある。 
また、浴槽のお湯は41度ほどにしてあまり熱くしないなど、
体温との温度差を大きくしない環境で入浴してほしい」と
注意を呼びかけています。』
re31.jpg

一般的な住宅(低断熱)では、取りあえず脱衣室を暖房
するしか対策がありませんが、住宅の断熱性能を向上し、
部屋間の温度差を緩和することが、根本的な改善策で
あることは言うまでもありません。

寒さが益々厳しくなりますが、皆さまもご自愛ください。
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