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ほりさんの報告

  こんにちは

 皆様は、伊勢神宮をご存知だと思います。
平成25年(2013年)に第62回式年遷宮に向けての準備が着々と進められているとの記事を読みました。
式年遷宮とは何ぞや 伊勢神宮のHPをご覧いただくと、書いてありますが、遷宮とは神社の正殿を造営・修理する際や、正殿を新たに建てた場合にご神体を遷すことです。式年とは定められた年のことを言いまして、伊勢神宮では、20年に一度の事をいうそうです。
第一回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4年(690)のことです。それから1300年にわたって続けられ、昭和48年に第60回、平成5年には第61回が行われ、平成25年に第62回を予定しています。
我が国における最も重要な祭りの一つであります。内宮と外宮のご正殿をはじめとする主なお宮と、それらに付随する鳥居や板垣など、そして1500点を上回る夥しい数の御装束神宝が新しく作りなおされます。式年遷宮に必要な檜は約1万㎥、本数にして約13,000本が用いられるため、式年遷宮が森林破壊をしていると勘違いする人もいるかもしれませんが、樹木は大木になると代謝が落ちて光合成能力が低下する。すなわち、二酸化炭素の吸収力と酸素の発生量が低下するのだそうです。そのため、古木がいつまでも残っている森林は、全体として、代謝の悪い森になってしまいます。大木を伐採することで、その周辺に太陽の光が届くようになり、新たな木を育てる事になります。したがって、間伐して樹木を育て、大木を一定の割合で伐採することは、森林破壊ではなく、むしろ森を再生することにつながります。古の頃からの祭り、もうひとつ大事なことがあります。技術の伝承です先人の技術を口伝や見て覚えていく、すなわち体で覚える、選ばれし者の醍醐味だと思います。ものづくりを手掛ける人にとっては、何と名誉な事だと思います。その責任とプレッシャーに負けないで素晴らしい式年遷宮にしていただけたらと陰ながら応援していきたいと思っております。
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