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ハンカチーフください

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
年末年始は、紅白歌合戦をはじめ、多くの歌番組があります。
私の子供のころは、大みそかには家族で居間で(母は台所で耳だけ)レコード大賞を見て、そのまま紅白歌合戦にチャンネルを回し、紅白のオープニングの最後の方にレコード大賞の受賞者が同じ衣装のまま飛び込んできたり、そんな場面を思い出します。

私は昭和47年生まれです。子供のころはテレビは居間に一台でした。小学校低学年時に「勝手に仕上がれ」や「ヤングマン」、高学年から中学生のころに聖子ちゃんの大ブーム、少しさかのぼって、生まれたころの昭和50年前後には「また逢う日まで」や「木綿のハンカチーフ」など、今聞いても大好きな歌謡曲がたくさんの時代でした。

昭和の居間のテレビでみんなで見たテレビの時代から、平成になりテレビが個室に置かれて一人で見るテレビになり、令和の時代はテレビではなく、スマホで見たい時に見たい場所で見たいものをひとりで見るように変わってきています。
みんなで同じテレビを見ていた昭和の時代は、みんなで口ずさめるポップな曲と、受け入れやすい歌詞の歌が全盛だった気がします。

先日テレビに作詞家の松本隆さんが出ていました。松本隆さんは、聖子ちゃんの「赤いスイトピー」、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」、寺尾聡の「ルビーの指輪」やのC-C-Bの「Romanticが止まらない」や平成に入ってからのKinKi Kids「硝子の少年」などなどなどなど、数多くの作詩をしています。
その番組で、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」について語っていました。”木綿のハンカチーフ”は、コットンではなくダサく木綿、ハンカチではなく一昔前の単語を使ってハンカチーフ」とした。それはあえて古くてダサい言葉を選んだとのこと。一番安くて、一番大切なもの。”コットンのハンカチ”じゃダメなんだと。そしてこの歌は、都会に出て行った恋人を田舎で待ち続ける女の子の心情を歌ったもので、男の子は都会でどんどん変わっていき、田舎の女の子のことは忘れていく。でも女の子は、そのまま変わらない。だから、そこにはダサいけど昔から変わらない、「木綿」「ハンカチーフ」の表現が生きてくる・・・。

そんな話を聞いて、YouTubeで木綿のハンカチーフを聞いてしまったら、『自分にもハンカチーフください』状態でした( ;∀;)


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