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桑田ロード

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
プロ野球もクライマックスシリーズ、日本シリーズに向かい、いよいよ佳境に入っています。
巨人戦の結果は、新聞やニュースを見なくても、工務部のTさんの顔色を見れば察しがつきますが・・・。
その一方で、中日の岩瀬や荒木、巨人の杉内や山口みたいに、よく見ていたり応援していた選手が引退して寂しくもあります。
そして、巨人は監督も変わります。個人的には桑田真澄さんが監督ならいいなと思いますが、大人の事情で巨人の監督はなさそうですよね・・・。
桑田真澄と言えば、『桑田ロード』です。
東京ドーム、1995年6月15日、阪神戦、湯舟の放った三塁線沿いの小フライを捕ろうとして、右肘を強打。その試合はテレビで見ていました。そして、桑田投手は、大谷翔平選手が今年受けたトミージョーンズ手術を受けました。
そして、リハビリが始まります。「ボールは投げられなくても下半身は鍛えられる。」と2軍の球場のグラウンドをひたすら走り、
桑田真澄が、走り続けた外野の芝生は、剥げ上がりました。「桑田ロード」 と呼ばれるようになりました。
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その後、1997年4月6、661日ぶりにカムバックしたとき、桑田真澄は、マウンドで膝をつき、プレートに右肘をつけたシーン。そしてこの試合で、バントフライに対して、迷わずダイブし、周囲を凍りつかせたシーン。鮮明に覚えています。
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見事復活を果たし、巨人で活躍した後に大リーグのパイレーツに入団して、公式戦にも出場します。そして2008年に現役を引退します。
引退後は、ドラフトの時にいろんな事情が話題になった早稲田大学の大学院に入り、2010年に論文を発表しています。
そのタイトルは、
『野球道』の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究
です。興味ある方は検索してもらうとわかりますが、最近話題になっているレスリングやアメフトなどで報道されている、パワハラや行き過ぎた指導や根性論などについて、選手の目線でまとめられている論文です。
最後のまとめ部分は、核心をついていると思いますので、引用します。

本研究のまとめとして、現代の時代背景に照らし合わせて、「野球道」を新しく定義した。「練習量の重視」を「練習の 質の重視(science)」 、 「精神の鍛錬」を、「心 の調和(balance)」、「絶対服従」を、「自分と 他者の尊重(respect)」と置き換え、飛田穂 洲が提唱した「野球道」の根底にある「武士道精神」の変わりとなる理念として、「ス ポーツマンシップ」を置いた。

KKコンビの高校時代、ドラフトでの中傷、巨人のエース、借金問題、けがと手術、復活と大リーグ挑戦・・・。人生の色々な波と節を繰り返して、桑田さんの話には説得力があり大好きです。いつか、(巨人じゃなくてもいいから)監督をしてもらいたいと思っています。
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