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命がけのジェットコースター

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
寒い季節がやってきました。
冷えた体を芯まで温めてくれるお風呂に入ると、『日本に生まれてよかった~』と思う人も多いのではないでしょうか。


さて、皆さんジェットコースターに乗ったことはありますか?
最初にカタカタと頂上目指して上っていきます。
そして、そこから一気に急降下!スリル満点ですよね。
そして、もう一度高く昇って、再びスピンを利かせながら急降下!


実は、このジェットコースターのスリルを冬場の日本の古い家の中で、毎日体感しているのです。
下の図は、浴室の温度の違い別に、入浴時の血圧の変化を表したグラフです。
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特に寒い浴室の場合は、ジェットコースターみたいです。
命がけのジェットコースターに毎日乗りたくないですよね。

実際に入浴中に亡くなる事故は、1年間で推計17,000人と推定され、
全国の交通事故の死者数をはるかに上まわります。

特に冬場に、寒い浴室から42度の熱いお湯に入ると、
スリル満点のジェットコースターになります。

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居間や居室の温度→廊下の温度→脱衣室・浴室の各部屋の温度差が少ないほど安心です。
例えば居間が24度であれば、廊下や脱衣室が21~22度位あるのが理想的です。
これを、温度バリアフリーと呼んでいます。

そのためには、家自体の断熱性能が高くないといけません。
断熱性能の低い家では、光熱費がかかるだけでなく、
暖房をしても、部屋間の温度差が埋まらず、
床と天井の上下の温度差も大きくなります。

冬場の毎日、命がけのジェットコースターに乗らないために、
しっかりとした断熱性能のある家にすることが大切です。

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家づくり教室アネックス【お家訪問見学会】

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
11月27日に家づくり教室の一環として、【お家訪問見学会】を開催いたしました。
こちらのお家は、レストラン併用住宅で、来年のオープンを予定しています。
こだわり素材のお茶とお菓子をいただきながら、家づくりのきっかけから、こだわった点、建築途中のエピソードなど、楽しくお話を聞くことができました。

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施主のI様から、こもだ建総を知るきっかけの話が聞けました。
当初は築50年以上の実家の雨漏りの修理を依頼したことがきっかけでした。
インターネットで工事会社を探していたところ、弊社で行っている【包丁研ぎ・無料感謝デー】の予告を見て、『お客様のために、このような行事を行っている会社であれば、信用できるだろう』と感じて、依頼してくださったとのことです。
雨漏りの工事をしっかりと、しかも予算内にできて、信頼を頂くことができました。
その時に、将来的にこの家でレストラン併用住宅を開きたいと、相談をお受けし、当初は改装計画から始まったのですが、耐震性や断熱性の懸念や、やりたいことが既存ではなかなかできないこともあり、今回の新築の計画になりました。

建築中も細部にこだわりたいI様は、現場にもたくさん足を運んでもらい、工事監督や担当棟梁と、打合せもしました。
例えば、2階ギャラリーから1階を見下ろすことのできる、アール形状の手すり壁。
通常、曲面の設計は漆喰壁などで行うのですが、開放感が欲しいI様は、木の格子にしたい要望があり、設計をしました。
設計上は問題ないのですが、このアールの木の格子、特に笠木部分をどのようにつくるか、施工の難易度は高く、棟梁と一緒に検討していきました。
なぜなら、通常はこのようなアール形状の笠木は、幅広のカウンター材を利用して、アール形状に切り取ったものを使うのですが、I様は、『無垢材』でこだわりたいとのことで、無垢材でアールの笠木をつくったからです。
イスなど家具で使う手法なのですが、桧の無垢材を角度をつけて継ぎ手でつないで、その後アール形状に削って仕上げました。
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他にも、このようなこだわりこだわりが、随所にある家です。
I様自ら、お家の隅々までご案内いただき、色々なエピソードをお話しいただきました。
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そして、手作りのアップルパイとお茶を頂き、家づくりのお話で時間オーバーも忘れて、皆さん楽しんでいただけたかと思います。
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