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家づくり教室アネックス【夏も快適なプランづくり】

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
6/23に第181回家づくり教室が開催されました。テーマは【夏も快適なプランづくり】です。

『家の作りやう(よう)は夏を旨とすべし』兼好法師徒然草の有名な一説があります。
はたして、これっていったいどうなの?  そんな疑問を解決するセミナーになりました。

日本の古民家は、通風に優れ、軒も深く戸を閉めれば遮熱もでき、夏は大変涼しい、いわゆる『夏旨』の家です。では、この家は冬はどうでしょうか? 想像通り、とても寒いです。ですので、家の中で直接火を燃やし、そこに当たって暖を取ります。

北海道を除けば、冬の寒さは『我慢』をすれば耐えることができるのが日本の気候です。エアコンも冷蔵庫もない時代に、夏場の衛生環境を考えれば、当然のごとく、『夏旨』の家になったのだと思います。

では、現代の夏も快適なエコハウスとは? 当然、冬に我慢をするエコハウスではいけません。
『伝導』『対流』『放射』の熱の伝わる3要素、『温度』『湿度』『気流』や『着衣量や作業量』といった体感温度を左右する要素について、しっかりと把握をして、地域に合った家を作ることがとても大切になります。

夏は、太陽の熱をできるだけ室内に入れない『日射遮蔽』が大切ですが、反面、冬の日射は天然無料の高性能暖房装置になります。当然、冬場に外の空気を積極的に入れる通風を重視することは、ありえないことです。
このように、日本の気候は、夏と冬が極端であることをしっかりと心得ていなければなりません。

また、『夏場=通風』と単純に考えがちですが、エアコンを使わなくても過ごせる、室内温度よりも外気温の方が低い時で、排気ガスではなく緑を通った涼しい風が、入ってきてほしい方向の窓から安定的に得られるのであれば、通風は生かすべきですが、そんなシチュエーションはめったにないかと思います。
ですので、通風はとても大切ですが、通風だけに頼るのではなく、しっかりとエアコンが効く家にしておくことが大切になります。

そのために、夏のことを考えても断熱は重要であり、夏場は直射日光が入らないように、南側の庇を長めにすることや、西側の窓に日よけを付けることや、効果的に窓ガラスの『遮熱タイプ』と『断熱タイプ』を上手に使い分けることが大切になってきます。

暑さ寒さの感じ方は、人それぞれぞれです。敷地の日当たりや立地条件も、千差万別です。まして、風の吹く方向や強さは、気まぐれです。
『家の作りやう(よう)は夏を旨とすべし』
この言葉が、もしも通風偏重・断熱気密軽視の言い訳に使われるのであれば、本末転倒です。

ですので、夏も冬も快適な家にするには、住む方、住む場所に合わせて、プランをすることが大切になります。そして、家自体の断熱や気密や遮熱などの基本性能をよくすることは言うまでもありません。
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日本に新しい公害が生まれています

こもだ建総の岡部です。

『日本に新しい公害が生まれています』
その名は
『香害(こうがい)』

センセーショナルなタイトルですが、
こちらは、こもだ建総でお渡ししている
粗品の石鹸の会社である、
『シャボン玉石鹸』の意見広告です。

シャボン玉石鹸 香害

我が家でも、この話題が時々出ます。

以前高校生の長女が、友人にエプロンを貸したとき、
借りた子は、親切に、洗濯をして返してくれましたが、
その洗濯物から、イチゴのようなバラのような、
香りが部屋の隅に届かんとばかりに発していました。

きっと、世の中の多くの人は、この匂いが素敵で
いい香りと感じることと思います。

しかし、我が家にとって、この匂いは・・・
正直、かなりきついにおいで、妻は頭痛発生・・・
何度洗っても匂いは取れず、このエプロンどうしよう・・・

以前、私も会社の車の代車で芳香剤のきつい車に
乗ったときに、頭痛と吐き気がしたことがあります。

こもだの家に住んで13年たちました。
心地よいこと、健康のこと、子どものことなど考えて、
衣食住をできるだけシンプルな自然素材を中心に
化学物質をできるだけ排除した生活してきています。

個人の好みや、匂いを感じる個人差はあります。
たまたま、我が家では敏感なだけかもしれません。
しかし、香り商法が少し行き過ぎではと感じます。
CMでは香り重視の洗剤や柔軟剤が相変わらずです。

我が家特有の現象ではなく、
このように悩んでいる人もたくさんいます。

シャボン玉石鹸のこの運動に、共感いたします。

合格率0.7%

こもだ建総の岡部です。

合格率について。
難関試験と言えば、司法試験が思い浮かびます。
司法試験の合格率は、24%だそうです。
意外と高いと思いきや、受験までのハードルが高く、
予備試験に合格しないといけなく、この試験の合格率は
3%くらいだそうです。

私たちの仕事に関するところで、一級建築士は
例年10~12%の合格率。かなり難関です。

宅建試験は15%くらい、
英検1級は12%くらい、
土地家屋調査士は8.5%くらい、
司法書士は3%くらい

どれも、簡単には合格できません。


『合格率 0.7%』

とんでもない合格率の試験があります。

それは、剣道八段です。
八段が剣道最高位で、最短で取得しても46歳です。

全日本剣道連盟HP 八段



ちなみに、私は剣道三段で、合格率は40~50%です。
先日息子が合格した初段は80~90%です。

こもだ建総には、私以外にも
現場監督のSさん、設計担当のNさんも有段者です。
大工のBさんも有段者です。








無料の包丁研ぎを行います

こもだ建総の岡部です。
明日6/9に無料の包丁研ぎを行います。
無料感謝デー【包丁研ぎ】

『地場工務店は、車や騒音など工事の際には
どうしても近隣の方に迷惑をかけている』

『地域の方々がいてこそ、地場工務店が成り立っている』

創業者・菰田勇司は折に触れてこの言葉を話していました。

そして、『地域の方に何かお役にたてることはないだろうか』と、
創業当時より地域の奉仕活動を行っています。


さいたま市内の3会場で包丁研ぎを無料で行います。
無料感謝デー【包丁研ぎ】

こもだの大工さんは毎日、
鑿(ノミ)や鉋(カンナ)を研いでいます。
その腕を生かしてお客様の包丁を丁寧に研ぎます。
『大工さんがといだ包丁は切れ味が良い』と、評判です。

大工さんが加工した新品のまな板も販売しています。
その売上金の全額を、毎回
『さいたま市ふれあい福祉基金』に寄付させていただいております。

是非お越しください!
ちなみに岡部は、青葉住宅担当です。

無料感謝デー【包丁研ぎ】

スケッチした夢が現実になる瞬間

こんにちは。こもだ建総の岡部です。
先日、お引渡しがありました。

家づくりの打ち合わせは、楽しくワクワクするものです。
この世にまだ形として無いものを、
線一本から書いて、家という形にしていく。
究極の完全オーダーです。
きっと、人生でこんな贅沢な時間は
めったにないことだと思います。

家をつくるということは、ただ単に物体『箱』を
つくることではありません。
新しい家で、どんな時間を過ごして、
どんな暮らしをしたいか、
大げさではなく、『どんな人生を過ごしたいか』、
その目的を達成するために家をつくるのです。

そんなことを、いつも頭の中に入れて、
四半世紀、楽しい人生づくりのお手伝いをしています。

先日お引渡しのM様。
3月のブログで紹介しました。
家づくりはたのしい
リビングの一角に、『こもり空間』をつくりました。
お子さんの昼寝&遊びの空間に、
洗濯ものをたたむ空間に、
孤立しないけど一人になれる空間に、
新たな生活と暮らし方を実現する空間づくりです。

この暮らし方を実現すべき、あえてミニマムな空間、
畳2枚の空間で、天井は三角形の勾配天井にし、
入口は、屈みながら入る位の高さで、三角形の入口に。
無題
IMG_8257_20180531085628fff.jpg
上の写真は、入口の幅や高さなど、
楽しく打ち合わせをした一コマです。

そして
先日、お引渡で、スケッチの空間が現実になり、
お子さんも大喜び!
IMG_1338[1]

IMG_1339[1]

これから先、M様ご家族がどのように暮らされるか
とても楽しみです。
ありがとうございました。


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Author:こもだの営業
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