
こんにちは、伊藤です。
ブログタイトルの”御蔵通り”って実在するの?という質問を頂きました。実は”御蔵通り”は実在しません。では、何故『御蔵通り通信』なのかといいますと、タイトルに迷った挙句、米国の発行部数NO.1新聞「ウォールストリートジャーナル」にちなんでつけさせて頂きました(笑)。こもだ建総の所在地、見沼区御蔵(みくら)より最新情報をお届けしていくブログという意味を込めています!
さて、今週の「御蔵通り通信」は先週お引き渡しさせて頂きました、さいたま市南区O・S様邸をご紹介したいと思います。

O・S様邸は、高齢者も楽しく暮らすことが出来るユニバーサルデザインの二世帯住宅です。緩やかなスロープを登ると引戸の玄関と土間収納用の2つの入口があります。

「目が肥えてしまって、玄関に入った瞬間に工務店さんの力量が分かるようになりました」とは、色々な工務店の現場をご見学されてこもだ建総にお決め頂いたO・S様のお言葉。O・S様のお宅も玄関に入った瞬間に大工の力量を感じます。

こちらは親世帯のLDKの映像。床材は、厚さ30mmの杉の無垢材。壁は漆喰、建具や造作も全て無垢材とオール自然素材のお宅です。合板を使わず健康に配慮しました。左手の洗面化粧台は、車椅子のまま洗髪出来る仕様です。

リビングにあるトイレにはドアが2つあります。リビングや反対側通路からも出入りが出来ます。車椅子の行き来もスムーズで、人に優しいユニバーサルデザインを実現。

洗面台廻りの床は、水跳ねを気にせず思いっきり使って頂けるようテラコッタタイル貼りに。大工さんが造った骨太無垢材の階段手摺りと板張りにした勾配天井、縦に長く伸びた窓から差し込む優しい光が開放感を感じさせます。

LDは、小屋組も綺麗な板張りの勾配天井に壁面一杯の無垢の造作家具です。柱は桧ですが、杉の床材に合わせて、建具や造作などの内装材はオール杉の無垢材です。
高齢者のいるご家族の住まい方を深く考えたユニバーサルデザインと、無垢の木と漆喰で造った五感に優しい木の家を、熟練棟梁の丁寧な手仕事で仕上げたO・S様邸。断熱は外張り断熱仕様で「夏は涼しく、冬は暖かく」過ごして頂けます。健康で快適に、愛着を持って、長く住み継いで頂けるお宅となりました。