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「木は天才である」安藤直人先生講演会

こもだ建総の岡部智之です。

2月18日(土)に、木造研究の第一人者である、
東京大学名誉教授の安藤直人先生を講師に迎え、
一般社団法人自然流の会の特別セミナーを開催しました。
DPP_0027.jpg
総勢95名の参加者が、先生のお話を熱心に聞き入っていました。
P1060386.jpg
池村のブログのとおり、ユーモアのある語りで、
冒頭の話から面白かったです。

「人」が「木」に寄り添って『休』
同じ家の素材として、鉄ではどうですかね…
「金」と「失」・・・・・・・。

そんな話から始まり、木の持っている性能や可能性を
2時間語っていただきました。

国産材は今まさに伐り時・使い時である話や、
なんで木は強いのか、なんで木は暖かく感じるか
などなど、データーを交えて話は進んでいきます。

印象的だったのは、ヨーロッパの話です。
ヨーロッパは、とても環境意識が高まっています。

地球に負荷をかけないことを意識して
素材にしても炭素を蓄えておける木材が見直されています。

そんな実例を何例か紹介していました。

ストックホルム駅
こちらは、スウェーデンのストックホルム駅。アーチの天井は木構造です。

ベルン駅
スイスのベルン駅

ベルリンアパート
ドイツのベルリン市にある最新の木造アパート

ロンドン公共住宅
イギリスロンドンの木造公共住宅

日本でも、昨年新しい法律が制定されました。
公共建築物木材利用促進法

その名のとおり、公共性のある一定規模以上の建物を
新築する時に、木造にする、木質化する、内装を木にするなど
国産材の利用促進を促したものです。

現在約30%の木材自給率を
2020年に50%にするのが政府目標です。

私たちの行っている家づくりは
構造材にも、内装材にも、隠れてしまう小さな木材にも、
ふんだんに国産材を使っています。

健康にも良い、強い、そして環境にも良い。

「木は決して古い素材ではない。最先端なんです!」
安藤先生の力強い言葉のとおり、
これからは木の時代です。


 講演の最後は、「木」の専門の安藤先生の『木~ワード』(キーワード)をお話し下さいました。

 『木~ワード』

 か:環境

 き:教育

 く:暮らし

 け:健康

 こ:こころ

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木の家実感

埼玉1000万の岡部さんファンの皆さんこんばんは
埼玉のレディガガtommyですv-48先日の安藤先生のお話・・・良かったですね
改めて『木の家実感』安藤先生の話はもちろんですが、声のトーン間の摂り方、流れ・・・さすがですね
心地の良い話でした 家に帰り安藤先生のように家族に話をしたところ 『ふうん。へぇ。』反応薄く・・・・『要は木は素晴らしいって事でしょ』で 終わりました スライド使って話せば良かった マイクも持つべきだったv-292tommyプレゼンツ『思いを伝える勉強』         カミングスーンv-364乞うご期待v-364 

Re: tommyさんありがとうございます

> カッパおやじと思いきや、tommyさん、ありがとうございます!
> 安藤先生の話、面白かったですね。
> 駄洒落も自分的には結構Goodでした。
> 以前のブログに書いたとおり、お酒を飲みながらだと、さらに面白くて、ただ面白いだけでなく、信念のある話でとても勉強になったりしました。
> 又機会があれば、第2弾を行いたいなと思っています。
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